それでは次にオベロイの朝食。
不思議なものだなぁと思うのですが、
やはりホテルオベロイの中にはオベロイの空気が流れており、
それはレストランの空気も間違いなくオベロイのもので、
とても静かで落ち着いた空間でした。
海を眺め、波の音を聞きながら頂く朝食はなんとも貴重な時間のように感じられます。
こちらの朝食はブッフェスタイルではなく、
コンチネンタル、アメリカン、ヘルシー(オートミールにフルーツを合わせたようなもの)に
インドネシアン(ナシゴレンかミゴレン)。
メニューの中ではアメリカンが一番多彩で
色んな種類の中から選ぶフレッシュジュースと卵料理に加えて、
卵料理の前に、3つの中から選べる一品があります。
その3つとは、「チーズセレクション」、
名前を忘れてしまったのですが「ベリーのサワークリームチーズ」……
これは酸味も少なく、デザートのように甘くもなく、
またチーズと書いているのですが、サワークリームのようなソースで
とてもおいしかったです。
そしてもう一つ「カッツ(cutts)」といってハムの盛り合わせ。
特筆すべきはチーズセレクションとカッツの量!!
チーズは私も大好きなのですが、
ブリーにカマンベールにゴルゴンゾーラにエメンタール……
朝からこんなにいただくのがもったいないほどで
思わず「朝シャンって知ってるぅ~」と同行スタッフに聞きますと
「あ、知ってますぅ~、朝からシャンパンですよね~」と言うので
「聞いてみただけ~」と飲むのはやめにしました。
バチがあたりますよね、バチが。お天道さまに申し訳がたちません。
と言っておいて、正午をまわったビールはOKという矛盾……
この日の私はチーズセレクションにポーチドエッグ。
また、下に敷いてあるホウレン草のソテーが絶妙でうならせてくれます。
私はお肉類を食べないのですが、こちらは同行スタッフの頼んだものです。
ソーセージもおいしかったようです。
こちらはヘルシーミール。
多分ですがオートミールのようなものにバナナなどのフルーツを合わせ、
ヨーグルトで和えています。
まさに健康的なメニュー 。
インドネシアンを選ぶとこんな感じ。
普通のナシゴレン(左)にはサテアヤン(インドネシア風焼き鶏)が付きますが、
いずれにしてもとてもシンプル。
お味の方はと言いますと……ん~、いくらオベロイといえども
さすがにナシゴレンとミゴレンはフツーでした
ただ、たとえインドネシアの庶民的料理を代表するナシゴレン、ミゴレンでも
ジェンガラの器に盛られて出てきますので……これはやっぱり贅沢気分かと……
※ジェンガラ - バリ島発の陶器メーカー。
バリ島内の高級リゾートホテルではもちろん、
世界でも広く使用されるようになったと言われています。
以上、オベロイの朝食レポートでした。
それではみなさままたお会いできます時まで……ごきげんよう
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