このブログは、バリについての楽しいお話や情報だけをなるべく書くようにしておりました。
そのように頑張ってきたつもりだったわけなのですが、
3月11日に東北・関東地方で大地震があり、この数日間胸が痛み、心が痛み、
このブログを書くことができませんでした。
私は大阪に住んでおりまして、もう16年前にもなりますがあの阪神・淡路大震災の時ですね、
幸いにもライフラインが断たれたりというようなことはなかったのですが、
神戸の中でも棚から物の一つも落ちないほどほとんど揺れがなかったところもあったように
私の家は大阪の中でも局地的に大きく揺れ、私はその瞬間「この世の終わりか」と思うほど
恐怖に包まれたものでした。
家の中もグシャグシャで、しばらくは怖くて家の外に出ることができない日々が続きました。
それでも親戚や知人の温かい思いと言葉に支えられ、周りの人たちと支え合い、
少しずつ強くなっていくことができました。
その時の私の恐怖やダメージは当時の、そして今回の大震災で
残念にも亡くなってしまわれた方はもちろん、今も救助を待たれている方、避難されてる方には
申し訳ないほど比べものにならないものだとは思います……思いますが、
私も被災された方がどれだけの思いでいらっしゃるかというのは解る気がするのです。
ですから本当に胸が痛いです。悲しいです。
でも周りの人間がいつまでも同じように沈んでいては、
決して当事者である方々はなかなか前を向いて歩けないいけないと思ったのです。
私もあの時、周りの人に元気をもらい、励ましてもらうことで少しずつ強くなれました。
ですから、周りの人が元気で、温かく、そしていつも応援してくれていることを知れると
少しずつ……本当に少しずつかもしれませんが、少しずつでも元気に近づいていけると思うのです。
直接影響のなかった関西から元気を送りたいです。
私たちに出来ることを考えて一つずつやって行きたいと思います。
少しずつ通常の生活を送っていかなければと思います。
経済も流れさせなければと思います。
仕事も頑張りたいと思います。
だからブログも再開しようと思いました。
でもこのプロセスを飛び越しては続けられないので、今日はこういったことを書かせて頂きました。
今、日本が一つになってるように思います。
各国からも支援に来てくださってます。
世界中から応援のメッセージも届いています。
私のバリの友人も心を痛め、いつも日本の方のために祈っていると言っています。
祈りは通じると信じています。
私も心から祈ります。
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