前回、真夜中に断捨離をしている時(ちなみにまだまだ続行中です )に
インドネシアの昔のお札が出てきて当時の思い出が一気によみがえった
……というお話をしたのですが(その時の記事はこちら)
まだありました……今はなき「100ルピア札」。
いつぐらいまであったのでしょうか……。
これがその100ルピア札紙幣。
かぁ~いぃですね~
お札に対してなんですが、色といいデザインといい、
少し小さめではありましたがそれも含めて良かったなぁ~ としみじみ思うのであります。
当時は、紙幣の最低額がこの100ルピア札だったのですが、現在のレートで換算すれば1円。
でも、あくまでも日本円に換算すればの話で、
1円ではありますが、当時のインドネシアではもっともっと使いでがあったように思います。
そういえばこの赤い紙幣、これをピローチップにしてましたもんねぇ~
当時の安宿での話ですし、もちろんそれは充分な額ではなかったとは思いますが
(2枚ぐらい置いていたかしら???)
毎朝くしゃくしゃの100ルピア札を広げてですね……懐かしい……
しかもちゃんといつもあるんですよ、ポケットに100ルピア札が。
だからやっぱり、結構普通に良く使うお金だったんですよね~、
そうそう、硬貨も50ルピア、1ルピアもありましたし。
そう思えば日本円の感覚で100円ぐらいの価値はあったのですかねぇ……
いや、やっぱりそれはないかなぁ……。
どうでしょ、ちょっとよくわからないですが……。
しかし、なんでお札があんなにヨレヨレのくしゃくしゃになるのか……というのが
日本人にとってははなはだ疑問なのですが、
バリ、インドネシアでは(きっとその他のアジア地域でも)本当によく遭遇したものです、
クシャクシャのお札。
察するに、やはり低額紙幣ほど庶民にたくさんやり取りされますし
結構みんなお金を雑に扱いますしねぇ~
クッシャクシャにしてポケットにねじ込む、商店でも汚い(失礼……)箱に押し込んで、
出す時もクシャクシャを引っ張り出して……というのと、
あと、日本では有り得ないためなかなか理解できなかったのですが
束ねる時にフツーにホッチキスで留めていたりするんですよね~。
びっくりしますでございましょ?
そういう粗雑扱い系と頓着無し系が相まって、クシャボロのお札になるわけですね~
まぁどちらのパターンもあまり日本ではみかけないわけですが、
一体全体なんであそこまでになるのか、ホント不思議に思います。
といいつつも、現在ではそこまでひどいのはあまり見なくなったのも事実です。
お札の汚れ具合も国の経済と関係があるのでしょうか。
ならば美しく保たれることは大いに大歓迎ですが、
頓着しないインドネシア人も大好きですので、私の元にヨレヨレが巡り巡ってきても大歓迎
それにしても、世の中にはいろんなたとえがありますが、
服なら「服に着られる」のではなく「服を着ること」、
お酒なら「呑まれる」のではなく「呑むこと」が大事です。
そんなわけで、お金に「使われている」かどうかはわかりませんが
インドネシア人は文字通りお金を使い倒しているには違いないので
そんなインドネシア人に幸あれ と強く強く思う今日この頃であります
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