バリ島には世界各地から移り住んで来た人たちが暮らしています。
バリ島は独自のユニークな伝統と文化を大切にし、守り続けてもいますが、
こういった新しい風がどんどん入ってくることも拒まない、
非常にコンテンポラリーな一面も持ち合わせているんですよね。
バリ島で一番賑やかとされる、クタから北に延びるスミニャッ、
クロボカン辺りまでの一帯は特に多国籍な店舗が立ち並び、
バリ独特の伝統や文化とは相反するもののこれもまたまがう方なきバリ島の魅力。
この独特の雰囲気に魅せられしまった人もきっと多い事でしょう。
そんなわけでバリ島内には様々な国のレストラン、料理があります。
インドネシア料理を除くと、フレンチ、中華、和食、タイなどの有名どころはもちろん、
スイス、ギリシャ、インド、トルコ……など「へぇ~」という感じの料理まで
多国籍のレストランがズラリと揃っているのです。
そんななか、私が楽しみにしているのはイタリアン。
といっても遠くまではなかなか足を延ばせない、という点も含めて、
私は自分の気に入った数件しか行ったことがないのですが……。
それが以前にも書きました、サヌールでは「village」と「massimo」というお店です。
二件ともとてもおいしいのです。
ヴィレッジは雰囲気、内装共に素敵。
高級レストランという雰囲気が充分に味わえると思いますが……お値段は安~い
「日本と比べると」ですが、あの雰囲気、あの料理と考えると嬉しくなってきちゃいます。
それとここはスタッフがなかなかデキます。
「おっとバリ人、やればできるじゃ~ん」なんて思っちゃうぐらい(失礼(笑))、
動きはキビキビ、気遣いもなかなかのもの。融通もきくし、打てば響くという感じ。
スタッフの教育に力を注いでらっしゃることがよくわかります。
5、6年前から、バリに行く度にヴィレッジにも行くのですが、
当初からずっと勤め続けている(これもバリでは珍しいような気がするのです)
一人の若い男性スタッフがおり、予約をして向かうと、いつも再会を喜んでくれ、
とても気持ちのいい接客をしてくれます。
一方、マッシモ。
こちらは雰囲気は明るくにぎやか。
決して高級感はありませんが、よく聞いて下さい……
え? と思われるかもしれませんがヴィレッジと値段的にはほとんど変わりません。
それぐらいヴィレッジのコストパフォーマンスが優れているともいえるわけですが、
でも……ここだけの話ですよ、ヴィレッジもおいしいですが……
おいしいんですが……マッシモは……さらにおいしい
……とね、以前は思っていたんです。
でも、また次に行くと違うんです 以前の美味しさが……
人が変わったんだろうか、システムが変わったんだろうか、
マッシモさんいないのかなぁ、なんてそこまで思ってしまう始末。
厨房事情はよく知らぬのに思わず詮索してしまいます。
でもきっとその時は、たまたま……たまたま、ちょっと何かが
違ってただけに違いない。
だって、マッシモさん……そう、マッシモさんのお店ですもの。
こちらのお店は、イタリア人オーナーシェフのマッシモさんご自身が
お店の魅力であるような気もします。
初めて行った時のこと。
店のフロアを白衣のコックスタイルで忙しそうに歩きまわる一人の人を見て、
何かトラブルがあって対処に出てきているのかな、という感じで見ていたのですが
厨房の方であろう扉の中に入っては出てきて、また入ってはまた出てきて……
というようなことを繰り返してらっしゃいました。
はてさて、コックさんなのか誰なのかと思っていると
私たちのテーブルに彼がやってきました。
「こんばんは! 楽しんでいただいてますか? お味はいかがでしょう?」
と多分英語で声をかけてきたと思います。
そこで私は、数少ない知っているイタリア語でおいしい! 「ボーノ!」というと
大きな笑顔で「グラ~ッツェ!」ありがとう! とこたえてくださいました。
その方こそ、当のマッシモさんだったのです。
自らもちろん作ってもいらっしゃるのでしょうが、
ご自分でお客様の反応を見て、味にもサービスにも確信を持ち、
さらにお客様に喜んで頂く努力をするということを、
毎日毎日当たり前のようにやってらっしゃることに心を打たれました。
そんな明るく陽気なマッシモさんのファンは多いと聞きます。
私も前回は「んん~??」と思いましたが、味が落ちたなどとは思いたくないので
やはり美味しいイタリア料理に期待をし、マッシモさんにお会いしたくて
また足を向けることでしょう。
……というわけで、
(日本より)安いお値段で、高級リストランテの雰囲気を味わうのならヴィレッジ。
お洒落をしていないと入りにくいというわけではありませんが、
ここはぜひお洒落をして出かけたいところです。
そしてお安いからこそ(何度もいいますが日本の同じクラスのレストランより、
ということですが)飲みたいワインを飲み、最後のチーズやデザート、食後酒などまで
しっかり堪能するのもこちらの楽しみ方の一つだと思います。
気取らずワイワイ楽しみたいならマッシモ。大人数でも全く平気。
ひと皿、ひと皿にボリュームもあります。
ただし、ディナータイムはどちらとも絶対に予約をおすすめ。
ナシゴレンに飽きたら、タクシーを飛ばしてでもぜひどうぞ
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「ギャラリー華」からのお知らせ
今日ご紹介いたしますのは
日本ではまだあまり見かけません「ULU(ウル)ケラミック」の器です
( ↑ 写真をクリックして頂きますとそれぞれ商品ページへとびます)
フランジパニのカップ(写真上)、リーフのミニディッシュ(写真下)が
それぞれセパレートになります。
こだわりの釉薬を使って出されるこの深みある色合い、美しいフォルム……
ついお客様をお呼びしたくなる、おもてなしにもピッタリの器です。
みなさまのキッチンウェアのニューフェイス、新しい仲間にいかがでしょう♪
どうぞご覧くださいませ。
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もっと他にも素敵がいっぱい♪
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