そんなこんなで、ではじっくりとそれぞれのエリアの特徴をみてゆきましょう。
まずはじめは、私の最近のお気に入りのサヌールから
以前、この滞在地選びのご紹介で、「クタ」や「レギャン」辺りが
バリ島一の繁華街、というふうに言いましたが、
昔、海外からのサーファー達がバリの波に魅了されて次々と訪れ、
つくってきたのがクタとすれば、
それよりまだ数十年も前に(もちろん戦前)欧米からリゾートを求めて
人々がやってきた場所がサヌールなのです。
外国人が旅行の滞在先としてしてバリ島を訪れるようになった
最初の土地ということになるでしょう。
言わば、バリ島リゾートの草分け。
ただし、サヌールでいうリゾートとは「大人がのんびりを楽しむ」リゾート。
海沿いにホテルが続くサヌールですがマリンスポーツが盛んなわけでも
最先端のホテルやヴィラが並ぶわけでもありません。
だけれども静かな海と朝陽があります。
デッキチェアにパラソル、それに穏やかな風があります。
そう。「何もしない」を地で行くリゾートなのだと思います。
賑やかな「クタ」や「レギャン」辺りと比べるととっても静かなサヌール。
通りでもビーチでも物売りが少なく(バリ島内ではあらゆるエリアに
物売りが出現するのですが)、いたとしても決してしつこくありませんし、
歩いていても静か。
サヌールはそんなパワフルな場所に疲れた人が訪れるのにぴったりの場所です。
よくいえば、静かで大人のリゾート地。
でもある種類の人に言わせれば「年寄りの街」「退屈な町」なのだとか(笑)。
確かに欧米からの老齢夫婦が手をつないだりなんかして歩いているのが、
とてもしっくりくるところ。
それでも小さな子供連れのファミリーもたくさん見かけます。
新しいホテルがどんどん建てられるわけではなく、老舗ホテルがしっかり守っているサヌール。
目抜き通りのショップやレストランも他の地域のように移り変わりが
激しいわけでもありません。
エキサイティングな街とは対極にあるような街でもあり
歴史を感じさせるこの土地自体のさびれた感、古びた感も否めなくもないですが、
それでもスパ、エステ、ショップ、高級レストラン、庶民的な食堂、
コンビニ、市場、スーパーマーケット……
一通りはなんでもあり、また、ほどよくローカルっぽいところが、非常に好ましくもあります。
青い空! 紺碧の海! 白い砂浜! まぶしい椰子の木!
そんな楽園、パラダイス……ともまた違っていて(そうかと思いました? 違うんですよ~)
自分の時間を大切にしながらもバリに居るといういう異国情緒をを味わせてくれる
そんな素敵なサヌールです
それではみなさま、次のエリア紹介もお楽しみに♪
またお会いできます時まで♪ ごきげんよう♪
大人のためのバリ雑貨
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