バリ島の主食はお米です。白いご飯です。
日本と同様、基本的に「白いご飯とおかず」という取り合わせになります。
もちろん、これまた日本と同様、ご飯食だけでなく麺類も食事になり得ますが
基本的には白いご飯です。
そう聞くと、「よかった~、日本と一緒♪ じゃあ安心ね」とか
「食べ慣れた味があるなら良かったわ~」なんて方もいらっしゃるかと思うのですが、
これがちょっと……そう簡単にはいかないのです。
人間、多分もうお手上げ状態なぐらい違う食習慣、食文化なら
郷に入っては郷に従えとか、あきらめの境地と言いますか
「タロイモ? 食べましょう!」ということになり、順応できる部分もあるかと思うのですが、
あまりに普通に「米文化」で、あまりに普通に似ておりますので、
ついつい日本のご飯と比べてしまい「こんなパサパサのご飯なんて~」という、
とんでもないわがままを言っちゃう人が続出しちゃいます
( ↑ まさに我がママ……はい、我が母、マイ・マザーのことでございます……
な~んちゃって、あ、失礼、でもホントなんです、こんな人いますでしょ?)
と言いましても、こちらのお米は東南アジアに広くみられるインディカ米。
細く長いお米です。ご飯の炊き方がそもそも違うのですってね。
だから、普通に炊くと日本のご飯のように「ふんわり」だとか「やわらかい」とかにはならないですし、
そもそもインドネシア人・バリ人はふんわりやわらかいご飯を求めていないようですので
なかなかそんな、日本人好みの炊き方のご飯にお目にかかることはありません。
しかも……!
はい、ここからが本題です。
インドネシアでご飯を食べていると「ジャリッ エエッ」ってことが……あるんですよ~。
日本ではあり得ないでございましょ?
ごはんですよ? お茶碗に入ってる……
そのご飯が「ジャリッ」なんてね……あり得ないですよね。
でもあるんです……バ ・ リ ・ で ・ は ♪
食堂で「ジャリッ」……いえ、別に食堂だからというわけでもないのですよ、
レストランでも「ジャリッ」……
思わず、居酒屋さんで「アサリの酒蒸し」なんかをたのんで
おいし~♪ パクッ♪ パクッ♪ ジャリッ ……ってなった時のことを思い出してしまいます
製造過程というのか、精米過程というのか、
工場で袋詰めされて出荷されるまでの、どこかの工程で
きちんと石(小石)を取り除けばいいのにと思いますが
それがなかなか……難しいんでしょうね、きっと
ここで独断と偏見の「ジャリッ」との遭遇度なるものを見ていきたいと思うのですが
↓ こういう感じは結構な確率かもしれませんよ~
実際これは「ジャリッ」でしたから
バリ在住の、「ジャリッ」がキライな方(誰でもですが)にもお伺いしたことがあるのですが、
お家でご飯を炊くときにもザルなどで洗い、目でもちゃんと見て取り除くのですって、
それでも、どうしても取りきれない小石もあるのだそう。
じゃあ白いご飯はやめにして、インドネシアといえばあれでしょ、ホラ、チャーハン、
そうそう「ナシゴレン」、その「ナシゴレン」にするわ……な~んて
……それ、甘いです。
だってこれも、もとは白いご飯ですからして……安心はできません、安心は。
かといって、しょっちゅう「ジャリジャリ」いうわけではないんですよ、
みなさんを驚かせようと思ってるわけでもないんですぅ、
ただ、「ジャリッ」ってなったとしてもそのお店の人に悪意はないんですよ、と、
いい加減にお米を研いでるわけでも(そもそもお米を研ぐという感覚はないかと思いますが)、
いい加減に仕事をしているわけでもないんですよ~、ということを
わかっていただきたくお話ししてまいりました。
ですので、もしそんなことがあっても、どうぞビックリなさらないように……
たまーにです、たまーーーにはあることですので……おだやかに、寛容に……
ただし……
こういうのは注意が必要かも……です とあるところで出たランチボックスです。
ランチボックスに罪はありませんが……ええ、実際「ジャリッ」はなかったんですが
いかにもあやしそうだったのでついご登場頂いてしまいました。失礼いたしました。
でも……ね? あやしそうでしょ?
というわけで……
ご飯の「ジャリッ」はナシ(Nasi = インドネシア語でご飯)よ♪
ってなことを申しまして……え~、お後がよろしいようで…… <( _ _ )>
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