前回、インターネットのホテル予約サイトで直接予約をしたけれど、
泊りたいはずのホテルでなく、間違えて別のホテルを予約してしまった、というお話をしました。
「ホテル サンティカ プルミエール ビーチ リゾート バリ」を予約したつもりが
「ホテル サンティカ クタ」になっちゃってしまい大ショックだったわけですが(その時の記事はこちら)、
結果的には快適な滞在でした……という、今回はそんなお話です。
まず立地なのですが、「プルミエール」のオン・ザ・ビーチに対して「サンティカ クタ」はオン・ザ・ストリート。
「サンティカ クタ」は空港や賑やかなクタから、
バリの州都デンパサールへと向かう大きな通り、「Jl. Raya Kuta ジャラン ラヤ クタ」に面しています。
面しているといっても、実際は駐車場が建物の手前にありますし、
車がバンバン通って渋滞もする道路ではありますが、部屋はそんな喧騒とは無縁で静かに過ごせます。
ただ、前回もお話ししましたとおり、外観はなんだか悲しいビジネスホテル
そして、私は今までのバリ滞在の中で初めてだったのですが、このような閉ざされた空間の中の廊下。
バリらしくな~い
バリでは、ありそうでなかなかない光景ではないでしょうか。
以前「サヌールビーチホテル」に入っています、ガルーダインドネシア航空のオフィスに
用事があったため出向いたのですが、せっかく来たのだから、とちょっとお部屋を見せて頂きました。
その時に案内してもらうのに通ったのがこのような廊下。
この時こそ、私がバリへ行き出して20年という歳月の中で初めて見た
ホテルの中の閉ざされた空間ではなかったかしら。
「なんという閉塞感……廊下の両側が部屋だ……日本の温泉旅館みたい」という印象。
また、この「サヌールビーチホテル」は廊下の天井がとても低く感じ、圧迫感がありました。
部屋に入ると反対側はテラスでとても開放感があったのですが、
やはりバリでは、部屋ドアの前というのはたいていテラスだったり、
たとえ廊下でもバルコニー状といいますか、外の景色が見えていて、
閉ざされた空間にはなっていないので、これはちょっとした衝撃でした。
話は「サンティカ クタ」に戻りますが、確かに「バリらしくな~い」ではあるのですが、
こちらは2ヶ月前にオープンしたばかり、というまだ全てがピッカピカな状態ですので、
閉ざされた故の悲しみ感というのはあまりなかったです。
ホテルの立地ですが、クタの起点となるベモコーナーから東へ徒歩3分ぐらいでしょうか。
ベモコーナーから北へ行けばレギャン、スミニャッへと続きますし、西へ歩けばクタビーチ、
南に向かえばトゥバンでショッピングモールや大型リゾートも並んでいますが
ベモコーナーから東は一番歩かない方向のような気がします
(みなさん車ではよく通っているとは思うのですが……)。
ホテルの目の前は「グラエル デワタ」というスーパーで、フロアはあまり広くありませんが
飲み物、食べ物、日用品、お土産 e.t.c.…… ケンタッキーも入っていてなにかと便利です。
そんな「サンティカ クタ」ですが、特筆すべきは「ホテルスタッフの愛想の良さ」。
昨今、こんなに愛想のよいスタッフが多いホテルは無かったですね~、私の場合ですが。
特に私が最近泊ることの多かったサヌールのホテルのスタッフってフレンドリーさというものがあまりなく、
どちらかというと排他的なんですよね~、もちろん全員がそうではありませんが。
ですからそういう意味でも、愛想の良いスタッフというのは確かにどこのホテルでもいるでしょう。
でもその割合となるとどうでしょうか。
もちろん高級になればなるほどスタッフ教育も行き届き、
サービスが大きな売り物なのですから愛想、接した時の感じ、雰囲気、話し方……
様々なことにおいてレベルは高いはずでしょう。
でも、一般的なホテルの中ではなかなかできそうでできないものではないかと私は思っています。
そんななか、この「サンティカ クタ」はみんながみんなと言っていいほど愛想が良い。
朝な夕な、ホテルで会えば必ず笑顔で挨拶をしてくれます。
両手を胸であわせて挨拶してくれるスタッフも少なくありません。
いつも私の名前を呼んで挨拶をしてくれるスタッフもいました。
地図をもらってタクシーでの道順を聞いたり、レイトチェックアウトだったのを一泊分に変更したり、
チャンディダサに数泊して又このホテルに戻ってくるので荷物をいくつか預かってもらったり、
よその電話番号を調べてもらったり、近くの携帯電話のSIMカードのお店をたずねたり、
買ってきたお土産を飛行機で預け荷物にできるよう梱包してもらったり、
カードキーを追加でもらったり……と、いろんなことをお願いしましたが、
その時の全て、誰もが「笑顔で」対応してくれ、決して事務的だったり、機械的にこなしたりはせず、
本当に誠意を込めてしてくれてると感じられるぐらい、気持ちの良い対応でした。
ホテルの駐車場にはガードマンがいつも2、3人いるのですが、
このガードマンたちもとても親切で優しく、ホテルの入り口を一歩出ると
「おはようございます、今日はどちらへ? いかがいたしましょう?」とすぐに聞いてくれます。
デンパサールまで行こうと思っています、と言えばタクシーを止めてくれ
(タクシーがつかまるまではどうぞ日陰でお待ち下さい、と言ってくれるところも憎い)、
また、目の前のスーパーに行くと言えば、車を止めてくれるのはもちろん
(車の往来が激しいですから、途切れるのを待っていてはなかなか渡れません)、
私を車からガードするように一緒に道を渡ってくれます。
と、まぁ本当に気分よく、気持ち良く過ごすことのできるホテルでした。
そして今気づいたもう一つの特徴は、スタッフが若いんです。みんな若い。
だから、できたてのピカピカのホテルに加え、若いスタッフがいっぱいなので
とってもフレッシュな印象を受けました。
そういえばマネージャーなのかどうなのかはわかりませんが、
レセプションのフロアでよく顔を合わす、上のほうの方に見える2人の方だけが
ちょっと年配だったのですが、その方たち以外に40代や50代はもちろん、
30代の後半というお歳の方も多分いらっしゃらなかったんじゃないかしら。
それほど若いスタッフのホテルでした。
それでは、今日は「サンティカ クタ」のソフト面をお話しました。
次回はハード面について。お部屋などもご紹介しま~す♪
<関連記事>
「ホテル サンティカ クタ」のハード面、お部屋などについてはこちら
ピカピカホテルは快適~「サンティカ クタ」
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