バリの、家族のように付き合いをしているマデ男(仮名)くんちでの出来事です。
この日は元旦。そう2011年1月1日のことでした。
バリのヒンドゥー教徒はバリの暦に則って新年を迎えますので、
西暦での1月1日を特にお祝いすることはないらしいのですが
観光客を相手にするホテルなどの従事者は仕事としてもパーティーがありますし、
あとの個人は観光客の多い地方ということで分かれるのか、各家庭によるのか判りませんが
近年は年越しのパーティーをする者も多く、花火などでもとっても盛り上がっています。
そんな12月31日……は、実はマデ男とは別行動だったのですが、
彼の家にも友達が家族連れでやってきて、お酒を飲み、花火をして大いに盛り上がったそうです。
で、その翌日。元旦の夜のこと。
夜、マデ男の家に着きまして……
食事をすることになっていたのですが、マデ男の奥さんリリー(仮名)はご飯を作りませんので
(その詳細についてはこちらを)この日もマデ男宅から近くのレストランに電話で注文しておいて
後で取りに行くというブンクス(持ち帰り)方式をとりました。
そして、豪華ではありませんがお料理数品がテーブルに並び、乾杯ぃ~
こんな時、いつもマデ男は「パーティーだ、パーティだ、さぁ、飲もう!」と言います。
と言ってもインドネシア語でパーティは「ペスタ」と言いますので
「ペスタ、ペスタ、アヨ、ミヌン!」というのですが、たまに英語が出てきます。「party」「party」。
マデ男はホテル勤めなので一応英語も達者です。
しかし、ホテルでお客さんと話している時は結構ちゃんとした英語なのでしょうが(た、多分……)
私などとしゃべっていると、彼にとってラクチンなインドネシア語なまりになってきますし、
お酒などを飲んでますと、飲むほどにひどいなまりの英語(ほぼ原型なし……ってぐらいの)に
なってきますので「パルティ、パルティ」と何語かわからない言葉を発しています
「パルティ、パルティ!」
んん~、そんな名前のウィンナーがあったよなぁ~
と、そんなことを考えておりましたらマデ男の友達夫婦がやってきました。
奥様はパルティ ^^ だからか、素敵なバティックのお召し物に
肩からこれまた素敵なストールを巻いてとってもお洒落。
手土産にマルタバ(小麦粉の生地に、色々なもの(この日のは刻んだ野菜)をのせて、たたんで、揚げた
軽食のようなもの)まで持ってきてくれ、今まで見たワヤ男の友達たちとは、ちと違う。
う~ん、なかなかやるな……。
イメージは「Grazia グラッツィア」(←お洒落な奥様ファッション誌)とかに出てくる素敵な奥様風。
なのに、バリ人女性には珍しくタバコはスパスパ吸うわ、声も笑いも豪快で……
んん~、現代を生きてるって感じ。
話していても自分の意見をまっすぐに放ち、でも嫌味なところは全然なく
とても好感のもてるライさんでした。
そんなライさん、夫のカデさん、そしてわが友人マデ男とリリー、またその長男ワヤン(仮名)までもが
はまってるのがFacebook。
今日現在でも、世界中でFacebookは話題となっていますが、
この時もFacebookやコンピュータ、携帯電話などが話の発端となり
それぞれの熱い人生観が繰り広げられました。
バリ人のグラッツィア奥様ライさんは! その夫カデさんは! ノー天気野郎マデ男くんは!
一体、何を想ってバリに生きるのか……!
そんな壮大なテーマをバリのデンパサールの夜空の下で語り合ったのです……少しだけ
で、その社会的かつ世界を変えてしまうかもしれない、
マルタバつまみながら語って、ビンタン☆ビール飲み過ぎて眠くなりながら耳を傾けて、
誰かはやっぱりFacebookに夢中になって聞いていたのかどうかわからないお話(ダメじゃん)は
次回ということで、乞うご期待!
いやぁ……でも、ひっぱるワケじゃないですけど、彼らの思いは意外で感慨深いものがありました。
今を生きるバリ人の、またある一面を垣間見たように思いました。これはホント。
それではまた次回に♪ ごきげんよう♪
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